さてさて、連投します。今度こそ、稲刈りの報告をば。
えー、ひと月以上ぶりに田んぼに来まして。人見さんから度々報告は頂いていたので、知ってはいたのですが。。。
あいやー、
少ない。。。
ぱっと写真で見ると分かりづらいのですが、一株一株の分けつ量が少なく、手で一株をつかんだ時の、「あ、少ない…」感。穂もあんまり実っていなくて。今回植えたフサコガネは、きちんと育てられればコシヒカリよりも粒が大きく、多くの収量を見込めたのですが、今年は最初の種まきの頃から作業時の天気の巡り合わせが悪く、作業時以外も年間通してイネの生育を阻害するような天候が続いてしまったのです。逆に、雑草はものすごい勢いでして。

イネを刈っても地面が緑色。もはやコナギが優占種。
むむむ。去年なんだかんだと上手くいっていただけに、ショックも大きいですが、改めて、というか初めて、農業って、大変なんだなぁ。。。と実感いたしました。
まぁ、それはそれ。割り切っていきましょう。
今回は、田んぼの水はけ具合も良好で、コンバインを動員することが出来たので、作業参加者は全員コンバインを使った稲刈りを体験しました!

コンバインを入れにくい個所と、コンバインを田んぼに入れ、旋回するための四隅は鎌で手刈りしました。
前進、後進、歯の上げ下げ、回転数、左右のハンドル等々、レバーの量が多く使いこなすのはなかなか困難。結構刈り残しや穂がこぼれ落ちてしまい、それらを拾い集めるのが大変でした。
きちんとレクチャーしていただき、見守られつつ、コンバインを操縦したのでした。みんな操縦を楽しんでいました。操作がラジコンみたい!とのこと。ラジコンで遊んだ記憶がないので分かりませんが。。。個人的には、トラクターよりも運転しやすかったかなー、と。


やー、それにしても、早いですね。コンバイン。あっという間に刈り終えました。その後の落ち穂拾いは日が落ちるまで続き、なかなか大変だったわけですが。

手刈りと機械、双方の欠点利点を体験しつつ、最後に脱穀した籾を袋に詰め、乾燥機にかけてその日の作業は終了したのでした。


ああ、色々調査もしましたよ。これは、カラースケール。イネの葉っぱの色を比較して、栄養状態などを調べるための道具です。
なにはともあれ、作業は楽しく行えたのです。
で、翌日は雨。もはや今年のやそはち作業定番の、雨。学園祭の準備に向けて資材屋を見学したり、香取神宮を観光したり、道の駅で綺麗な虹を拝んだりと、優雅に過ごしたのでした。
さてさて、残す作業は
もち米の稲刈りですね。もち米は順調に育っており、去年よりも収量が見込めそうなので、こちらでがっつり挽回しないとね!
10月12,13日を予定しております。参加したい人はぜひぜひ!お待ちしております。
PS.帰りは助手席に運転経験者のいない、はじめての首都高運転。車線変更のタイミングが分かりません。上の看板と、道路に記された矢印と文字に何度も惑わされつつ、無意味な車線変更を何度かして後方車両に迷惑をかけ、ビビりながらの運転でした。
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こんにちは。進路は確定したものの、研究が一向に進まない、平松です。
先日行いました、稲刈りの活動報告。。。前に。
6~8月の作業、ブログでは報告できていない部分もあるので、ざっくりと振り返り。
【6月】―梅雨時、人員不足の除草月間―
やそはち活動の中で、かなりハードな除草期間でした。今年は週末の天気が優れないことが多く、なかなか予定通りの作業ができず、少人数でほぼ毎週末作業に行きました。
合間合間に生物観察やもち米の田植えも行いました!
【7月】6~7日―迷い猫の旅立ち―
この回も主な作業は除草でした。
人見さん宅に迷い込んだ子猫の引取り手が見つかり、別れを惜しんだのでした。僕は猫が嫌いなのですが、この子猫は人懐こくてかわいらしかったです。
また、地域の農家が共同で毎年行っている草刈りに参加しました。皆が使う道路端に伸びた雑草や枝を刈り払う定例行事です。こういった付き合いが良好な地域との関係作りにおいて、とても重要なのですね。地域のおじさま方との交流(セクハラ含)にも負けずに、楽しみましたとサ。
19~21日―農業者懇親会、小見川祇園祭―
今年も行いました、地域の農業者との懇親会。今回は、僕の要望もあって、香取市の農業委員会の方々を集めて下さり、開催されました。農業委員会の組織や活動のみならず、地域の農業や農業者について、様々な質問や意見が飛び交い、非常に有意義な会となりました。セッティングをしてくださった栗田さんやわざわざ忙しいところ集まっていただいた事務局や委員の皆様、大変ありがとうございました。
そして、今年も参加しました、小見川祇園祭。昨年に引き続き参加の僕やまっきーに加え、昨年よりも大幅に人員を増やして、満を持しての参戦です。夜に担ぎ棒の一端を地面につけて神輿をグルグル高速回転させるときなど、一時ヒヤッとする場面がありましたが、無事怪我もなく担ぎ終えることができました。去年よりは肩への負担が少なかったなかなー。浴衣女子組もおじさま方との交流(全てセクハラ)を華麗にかわしつつ、楽しんでいましたとサ。
あ、翌日は田んぼでの作業もちゃんと行いました。

↑余裕面
↓早くも死にそう


夜は迫力ですね!


なんか仲良くなってる。

昼間から目をつけられていた模様。
【8月】8月の作業と生物観察については既にアップされているので良しとして。
17日―特等席から神宮花火大会―
とあるやそはちメンバーのお家(ビル)の屋上から、BBQを楽しみつつ神宮の花火大会を見て、そして自分達でも手持ち花火を楽しみました。あらまー、贅沢。風が強くてBBQは大変でしたが、お家の方々のご厚意の数々により、大いに楽しみ、院試勉強疲れをリフレッシュしたのでした。たまには田んぼの外での活動も楽しまなくちゃね。




ざっと、こんな感じでしょうか。長くなったので、稲刈りは次の記事に書きますね。
鐵です。院試勉強の息抜きに書きます。
昨年の稲刈り以来、約1年ぶりの作業参加となりました。ほとんどの1、2年生の皆様初めまして。
松浦君が書いてくれた通り6、7日の作業のうち6日に生物調査を行ったので軽い報告をさせていただきます。
調査内容は①植生調査と②その他生物調査です。
①の植生調査については、苗代などイネを栽培していない水を張った場所と水田内の2つで、その中でいくつか群落(まとまりを持っていて周囲と区別できる植物種群)の調査を行いました。ちなみに、昨年調査した時は水田周辺を歩き回って出現した種を片っ端から挙げていくというものでした(これをフロラ(植物相)調査といいます)。
②についてはどのように調査すればいいのか迷いました。今回考えた方法は、植生調査をした場所の近くで網で水中を掬ったり、目視で確認した生物種をリストアップすること、それから何か所かにペットボトルで作った簡易的なトラップを設置して水生昆虫を捕獲する、というものです。
細かい調査結果については学祭で紹介するとして、ここでは個人的に注目した生き物について紹介します。

ミズオオバコ
Ottelia japonica (トチカガミ科)・・・苗代の水中に生育していたものです。昨年も確認しました。
道端に生えるオオバコとは全く異なる仲間の植物ですが、水中に葉を放射状に展開する姿がオオバコを連想させます。除草剤などの影響で相当に減少したとされていて、国及び千葉県のレッドリストで
絶滅危惧Ⅱ類に指定される種です。
確か、人見さん曰く以前は見られなかったそうです。埋土種子から復活したのでしょうか。やそはち田んぼの自然を象徴する植物としてこれからも生き続けてほしいものです。
ところでこのミズオオバコ、沖縄では食用とされていたそうです。希少種とはいえ興味が湧きます。葉っぱ1、2枚くらいはいいかな・・・?

モートンイトトンボ
Mortonagrion selenion ・・・こちらも昨年確認しましたが、撮影は初めて。オレンジ色の可愛らしい小型のトンボです。
これまた絶滅危惧種で、国レベルで準絶滅危惧、千葉県で
絶滅危惧Ⅰ類!に指定されています。国はともかく、千葉県のランクは過大評価なのではと思ってしまいますが。
それから、ワナにかかった水生昆虫たちです。

左の少し大きめの虫がコガムシ
Hydrochara affinis(ガムシ類は植物食が主だと思っていたから積極的にニボシを食べるのには驚いた)
下の色が淡いのがハイイロゲンゴロウ
Eretes sticticus上の2匹がヒメゲンゴロウ
Rhantus suturalisそれから写真には写っていませんがコシマゲンゴロウ
Hydaticus grammicusの計4種が採集できました。コガムシが1.5cm弱、他のゲンゴロウたちは1cmくらいの中型種です。
コガムシは千葉県で準絶滅危惧指定を受けていますが、他の3種は普通種のようです。(ゲンゴロウの中でメジャーな種トップ3と言われているらしい)
小さい彼らも可愛らしいのですが、ガムシとか、クロゲンゴロウとか、ちょっと大きめの種類も見てみたいと思ったりします。果たして、やそはち田んぼには他にどのような種類がいるのでしょうか?
稲作作業以外に大きな時間を作ってくれた土屋君、そして道具なども貸してくださった人見さん、ありがとうございました。それから、松浦君、金子さん、きむにいの3人とも結構生き物に興味があるようで嬉しかったです。
こんなところで。
次回は稲刈りですね。
作業報告担当となりました松浦です。
つたない報告になるかと思いますが、どうか生暖かい目で見守ってください。
ここで「お前、誰だよっ」と思われた方、いつもやそはちのブログをチェックしてくださりありがとうございます。
後ほど簡単に自己紹介するので、ひとまず作業報告をば
今回の作業は二日間の日程で、一日目はフィールドワーク(生物観察)、
二日目は除草と土木作業という感じになりました。
今回の移動手段はいつも車を出してもらっている水谷先輩が参加できないとのことだったので初めてバスを使うことになったわけですが、バス停の場所がわからず発車する30秒前に乗り込むというエライことになってしまいました…
水谷先輩いつもありがとうございますっ
話が少し逸れてしまったところで作業の詳細を。
・一日目:
フィールドワーク(生物観察)生物観察では鐵先輩が主動となって、人見さんが管理している田んぼとやそはち田んぼの両方で行いました。結果として、雑草としておなじみのオモダカやコナギからイトトンボやミズオオバコのような絶滅危惧種などたくさんの生物が観察できました。
たくさんの生物が息づく様子を観察することができたのは十分驚きだったのですが、それと同時に見つけた動植物の名前がすぐに出てくる鐵先輩の知識量の多さにとても驚きました。

・二日目:
除草と土木作業午前はもち米の田んぼで手作業と除草機による除草を行いました。
天気は晴れていた上に風がほとんど吹かないという酷い条件での作業で、つなぎがサウナスーツのような役割をしたため開始10分もしないうちにTシャツが汗でぐしょぐしょになり作業効率が落ちまくり…
(´Д`)びゃあ゛ぁ゛゛ぁ暑いぃ゛ぃぃ゛
ただ、熱中症になってしまう人が一人もいなかったので、とてもよかったです。
午後の土木作業は
この時に作ったダムを決壊させ田んぼの排水を行ったのと、水が抜けきらない部分のための新しい排水路作りをしました。
ダムには土のうがいくつか入っていて壊すのに苦労したわけですが、裏を返せばそれだけしっかりしたものだったというわけです。まったく漏水していなかったのも頷けますね。

水路に排水する部分に網を仕掛けて流れ出てくる側溝にいた生物を確認したところ、ザリガニやドジョウの子供、オタマジャクシなどが観察できました。
次の活動は稲刈りです。たくさん収穫できるといいなぁ…
とりあえず、作業報告は以上になります。
ここからは自己紹介になるので、興味のない方はすっ飛ばしてくれてかまいません。
まず所属学科から話すと、
工学部 有機材料化学科です。
多くの方はここで
えっと思うかもしれません。 なにせ
工学部ですからね…
なぜ、工学部の人間がこのような農業系のサークルに入ったのか理由を書きますと、きれいな人がいたから…というのは冗談で、農作業の大変さを知ってみたいと思ったからです。
普段、何の気なしに食べているお米の裏に農家の方のどのような苦労が詰まっているのか、サークル名のやそはちの由来となった八十八の苦労について実際どのようなものなのか、体験してみることで深く知ることができるのでは? と、いうより体験しないと絶対にわからないと考えた訳です。
今までのやそはちの活動を通して自分の中の食に関する意識が変わったように思えます。
米粒一つにも農家の苦労がしっかり詰まっていることがわかると、残してしまうなんてことはとてもできないですね。
もちろんこれはお米に限った話ではなく、野菜など他の農作物全てに言えることです。(^ω^;)
今回はこの辺で、失礼しようと思います。
それでは!!
こんばんは。やそはちメンバー唯一(?)の社会人、永見でございます(`・ω・´+) キリッ
社会人ということであまり作業やミーティングには参加できないので…ブログで貢献するぞ!!
題して、マイ・フェイバリット・シングス。
好きなジャズのタイトルからとってきました。
そんなわけで、私の趣味を紹介しつつ、皆さんにもこちら側の世界にきていただきたく思います (人・ω・) ♡
最初だから…一個だけね(*´ω`*)
趣味そのいち
国内旅行!!
旅行好きな方々は多いですが、あえての国内に絞るのがミソってもんです。
このブログを見ている方はおおよそ学生さんが多いのでは?と思っていますが、
日々の生活で触れ合う周りにいる人って、色々な趣味や専門性を持っていますね。
そんな人たちと、初対面でも盛り上がる話題って何でしょう?
…そう!出身地の話ですね!( ̄▽ ̄)
海外の旅行ばかりしていると、旅行しない人と話したときに、
話題の広がり一方的に話す/聞くばかりになってしまいがち。
そもそも、世界が何カ国かあるわけですが(私はよく知らないけど…二百くらい?)。
国内にはなんと、たったの47都道府県!海外旅行より、旅行先が被る可能性が高い。
それに、そもそも日本で暮らしてたら日本のどっか出身の方と触れ合うことが多い。
だから、国内旅行だと地元トークで話題が広がるわけです。
そんなわけで、私はいつも初対面の人にはどこ出身かまず訪ねます。
んで、地元民しか知らないようなネタ(場所や駅の名前とか)をフるわけです。
ここでその地域の方言で話すと完璧(笑) おおよそ、すぐに仲良くなれます。
実際、私は昔、熊本で一週間農業実習した際に九州弁を覚えてしまい、
入社早々に同期の佐賀県出身者に「永見くん、九州のどこ出身!?」と聞かれました(;´Д`A
会社にしろ大学にしろ、地方出身の人が多いことを鑑みると、
こういうのって良いなあと私は思います。
ほんまかいな!?と思った方…
私とお話しましょうw 行ったことのない県が少なからずありますが、皆さんの地元ネタはたっぷり用意があります(笑)
そんなわけで、父の故郷である鳥取なうな私です。
次の土日まで会社のお休みですが、その間に福岡と京都に寄るぞ〜♪
では、国内のどこかでお会いしましょう。あでゅー!
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