やそはちの米作り日記

東京農工大学の有志メンバーで作られた「やそはち」が千葉県香取市で農家の方にお借りして、お米を作ります!

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パエリア

どうも、こんにちは。

皆様、新しい年度が始まりましたがいかがお過ごしでしょうか?土屋です!

やそはちは、米作りを頑張っていきますよー!



ということで、第2回目の今回は何について書いてみようかなといろいろと迷っていたんですが、なかなかテーマが見つからず……。


でも、いろいろ考えていて思ったんですが、「お米」っていうキーワードでイメージを浮かべようとしても、僕らって茶碗に盛られたご飯以外ってあまりぱっと思い浮かびませんよね(単純に僕がグローバリゼーションに乗り切れていないだけなのかもしれませんが)。特に、ヨーロッパの米料理ってあまりなじみがないように思います。

しかし、ヨーロッパでも米の生産は行われているはず!


ということは、あるはずですよ!ヨーロッパにも米料理が。

ということで、考えてみることにしましょう。

要するにカタカナ語の米料理を探せばいいんだ、ということでいくつか名前を挙げてみることにしました。


例えば、ピラフ、チキンライス、ハヤシライス、カレーライス、ジャンバラヤ(この名前聞くとカーペンターズを連想しますね)、パエリア、……残念ながら若干眠い頭で思い浮かべられるのはこれくらいのようです(そういえばリゾットもあったなと、読み直していて思い出しました)。

しかし、結局この中でヨーロッパの料理といえるのは、パエリアくらいのもののようです(ピラフはトルコが中心みたいなので、割ときわどく、ジャンバラヤはパエリアがアメリカに持ち込まれたものらしいです。また、リゾットはイタリアの料理ですね)。

というわけで、今回は、このパエリアについて知ることから、ヨーロッパとお米について考える機会に!なるかはわかりませんが、とにかく今回はパエリアについてまとめてみようかと思います。


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と、いうわけでここから「パエリア」についてまとめていこうと思います。

多くの方はご存じのことだと思いますが。


パエリアはスペイン、特にバレンシア地方を代表する米料理です。

この料理の名前の由来はフライパンにあり、調理に使う鍋をパエリェラ、パエジェラなどと呼びます。

日本では、魚介類をふんだんに使って鍋に蓋をして作る(らしい)のですが、これはバレンシア地方にもともと伝わっていたものではなく、20世紀になりツーリズムが発展するとともに生まれたものだそうです。

バレンシア地方のパエリアはインゲンマメ、インゲン、カタツムリ、鶏肉、ウサギ肉などを鍋、つまりパエリェラで炒めて、米、水、サフラン(黄色の色彩の元)を加えて蓋をしないで炊き上げて作るのだそうです。

個人的なイメージとしては、パエリアといえばムール貝、のようなイメージを持っていたのですが、これは日本人の勝手な解釈みたいですね。


しかし、もう少し調べてみると、パエリアの中でも「パエーリャ・デ・マリスコ」は魚介類をふんだんに使うもので、これは現地でも食べられているようですね。

さらに「パエーリャ・ネグラ」はイカ墨で色付けをするようです。


では、ある意味これが本題ともいえるのですが、この「パエリア」はバレンシア地方でいつ頃から食べられているのでしょうか。

この料理がバレンシア地方で食べられるようになったのは、9世紀以降のことで、バレンシア地方に住むイスラム教徒が作っていたようです。この時代、曖昧な記憶で申し訳ないんですが、確かスペインはアフリカ経由でムスリムの支配下に置かれていた筈です。

つまり、このパエリアという料理も中東からアフリカを経て、スペインに伝わってきたのではないでしょうか?

このことから、やはり米はアジアを中心に食され、その調理方法もそこから広まっていったものが多いということなのですね。

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というわけで、以上がパエリアについてでした。

調べてみると米料理は南ヨーロッパに多いようで、これもアジアの影響を感じました。


ですが!

一つ気になった料理を見つけました。ドイツからアジアまで広く食されているようなのですが、お米で作ったプディングというようなものもあるらしいです。

その名もミルヒライス(ドイツ語、英語ではライスプディング)。お米を牛乳で煮込んで作るらしいです。


食したことがある人とかっていらっしゃいますかね?


ぜひ、気になった料理があったら調べてみてください!それだけで知識が広がりますよ。


以上、もし興味があれば以下のHP、書籍を参照してください!
wikipedia 「パエリア」 パエリア

内閣府 食育のページ 「パエリアについて」 パエリアについて

世界の食文化14 スペイン 立石博高著 農文協 2007年
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お米とそれにまつわる色々な言葉の語源あれこれ

どうも、ご無沙汰しております。春休みに入って、絶賛脱力中のやそはちリーダー、土屋でございます。

ブログ執筆中の今日2月21日は、日中は暖かな陽気で、そんな中外を出歩いていると私の鼻も詰まり始め、春の接近を身を以て感じたところです。

さて、今回はくじによって順番を決めたやそはちブログ・リレー更新3人目ということで、私が更新するわけですが、どのように内容を進めていこうか結構迷いました。まーくんのように自分自身の意気込みを語るか、岡田さんのようにお米について何かを調べてまとめてみるか、どうしようなどと考えていたのですが、まあ自分がこういうことを企画したきっかけというようなものは以前の記事(初めまして!)でも書きましたし、何かと色々な場所で話させていただく機会もありましたので、今回はもう少し踏み込んだ内容にしていくことにしようと思います。

では、どのように踏み込むか。本当は、「自分とお米」というテーマで書いていこうと思っていたのですが、色々と調べていたところ、個人的に面白いテーマを見つけましたので、それに変更しようと思います。

そこで、テーマ発表!!!

今回のテーマは「お米とそれにまつわる色々な言葉の語源あれこれ」でいこうと思います。

日本人が「コメ」と呼ぶものを中国人は「米(正しい発音はよく知りませんが)」、英語圏の人々は「rice」と呼びます。この一つのものに対する言葉の違いに、何か「日本人にとっての米」の姿が隠されているのではないか、そういう思いからいくつかの言葉について調べてみました。今回は研究社の「英語語源辞典」とミネルヴァ書房の「日本語語源広辞典」を参考にしましたので、何か気になるものがありましたら、ぜひ調べてみてください。

あとそれぞれ諸説ありますが、今回はどれが妥当かとかは考えず、「コメ」を捉える一つの視点として全てを重視していこうかと思います。

それでは、以下、見て行きましょう。

①コメ(米)
説1「粳(こ)+米(め)」 餅米に対して粳米
説2「醸(こ)ム+芽(め)」 醸造の芽(元)
説3「籠(こ)ムの連用形」 籾の中にコモッているのが米
漢字「米」の語源 「穀物の穂・実の象形」
         「十+(四つの実)より禾本(かほん)科植物の実」

まずは、「米作り日記」ということもありますので、「米」について調べました。
ふむ……説1は餅米と比較してますが、「どっちも米じゃん!」みたいに突っ込みたくなりますね。果たして餅米は「コメ」じゃないのかな?
説2に関しては、「酒」という日本のコメ文化の一つの形が表れてますね。自分自身あまり酒に強くないゆえ、あまり詳しくはないのですが、人から土産にもらった酒を飲むのは好きなので誰か詳しい人とかに深めてもらいたいところです。
説3と漢字の語源は全て、「コメ」の稲という植物の種子としての形態を表しているというところでしょうか。

②イネ(稲)
「イ(命)+ネ(根・大切な物)」
漢字「稲」の語源 「禾(穀物)+舀(臼でつく、調整する)」 穂を摘み臼でつく穀物

続いては、ときにコメと混同されて使われる「イネ」について調べてみました。先ほどのコメに比べるとイネ(稲)という言葉の日本と中国における意味合いにはかなり大きな違いが出ているように思います。日本人にとっては、「イネ」という言葉には「命の根」と呼ばれるほど、自分たちの生命の根源としての扱いがあるようですが、一方中国においては「米」にも「稲」にもかなり実際的な意味合いしかこめられていないようです。

この違いはなんなんですかね?縄文時代あたりで中国と日本でどんな作物が育てられていたのかとか調べたらわかる気もします。

③rice
ラテン語 "oryza" ギリシャ語 "oruzon""oruza"(インド語もしくはイラン語から)
基本的に南アジア起源の言葉らしいです。例えばアフガニスタン地方のパシュトー語ではvrize、インドのサンスクリット語ではvrihiというそうです。ちなみに、このサンスクリット語のvrihiというのを日本語のうるちと関係づける説もあるそうです(実際のところ不詳らしいですが)。

実際がどうかわかりませんが、もしうるちの語源の話が正しいとすれば英語"rice"と日本語「うるち」という違った語族の言葉が同源であるということになるんですかね。個人的にはこういうところにある種のロマンを感じます。

④ウルチ
「潤、光沢(ウルシ)+稲(イネ)」 ウルシネ→ウルチネ→ウルチ

うるち米に関しては、前回の岡田さんの記事(お米の区分いろいろ)を参考にしてください。

⑤モチ(餅)
説1「モチャつく(粘る)」
説2「モチ(粘る)+イイ(飯)」
説3「モチ(保存)によい食べ物」
漢字「餅」の語源 「食+并(合わせる)」麦粉をこねあわせた餅

はて、中国での餅は麦で作られたものを指すのですね。この場合、日本語と漢字の間にミスマッチがあるように思います。。

⑥タ(田)
タスケル、タズナ、タナゴコロ、タスキ等のタ(手)と関連があるそうです。縄文時代まで遡ると「タ」の語源は「テ(手)の音韻変化のタ」で「手を使って働く場所、耕地」の意を表していたと考えられていたらしく、ここに漢字が伝来後、耕地の意の「田」を当てることから現在のものになったそうです。
この「タ」という言葉から「タガヤス」(タ+返す)という言葉が生まれたということです。

漢字の「田」の語源は「畦によって区切られた耕地の象形」です。こちらは割と知られているんですかね。
ちなみに水田を表す英語"paddy field"の"paddy"はマレー語が語源らしいです。

「タ」という日本語の語源に関しては、「田んぼ」というフィールドが自然環境の中に立地しておりながら人の手によって維持されているという特徴を、たったの一文字であらわしているように思います。やはり米作りというものは、「人の手が入る」部分がとても大事なのではないでしょうか。



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以上、今回は土屋から「語源」ということでブログを更新しました。「言葉」というものが文化に根差しているものである以上、そのルーツを知ることはそれそのものの元来のあり方に触れることができるそのように思います。特に「命の根・イネ」や「手・タ」という部分には、日本人の稲やそれを育てる田んぼへの愛着のようなものを感じました。

さて、今これを書いているのも土屋的にはだいぶ深夜ということで、ところどころ調べ足りない部分もあったかと思います。そういう点に関しては、これからの他のメンバーのブログで徐々に解明されていけばいいのではないかなと思います。

それでは、花粉症にはくれぐれも注意して、徐々に暖かくなる季節を楽しみましょう!

初めまして!

皆さん、初めまして!

米作りグループ「やそはち」の発起人兼運営の土屋と申します。このブログでは、私たちの活動報告をしていこうと思います。また、メンバーのみんなからの「お米」に対する色んな意見も、このブログを通して共有していけたらいいかなと思っています。

今回は、初回の記事ということで、私たち「やそはち」の自己紹介をしようと思います!

まず、私たちの活動の内容・テーマは、とにかく「『米』というものを知ること」にあります。実際に香取市で農業を営んでいる人見さんのご指導のもと、「米作り」というものを、「田んぼの整備から販売まで」行うことが中心の活動なりますが、その学習と並行して自分たちで勉強会を開くことで、様々な面から「お米」というものを学んでいく予定です。

この様なテーマから、私たちは「米作りにかかわる八十八の苦労を知ろう」ということで、「やそはち」(八十八)という団体名のもと、活動することになったのです。

この「やそはち」は、土屋が、自分と同じ地域生態システム学科(リンク:学科公式HP)(略称:地シス)に属する同学年に声をかけて始まったグループです。私が地シスのメンバーに声をかけたことには、理由があります。

私たちの学科では、HPにもあるとおり「自然環境と人間社会の生産活動が共存する地域環境空間の設計」というものをそのテーマの一つとして扱っています。そしてその一つの、というより主要なフィールドとして、「農村」というものを扱うのですが、そうであるにも関わらず我々の学科では、農業実習というものを4年になるまでやらないのです。

仮にも農村に行き、農家の方々とお話しする機会もある我々が、日本の代表的な作物である「お米」の作り方一つ知らないのはなんともおかしな話だと、私は思っておりました。

そんな中、私は昨年夏にNPO法人TINA いなか日記事業部(リンク:いなか日記HP)に、インターンさせていただき、農業体験のスタッフを経験させていただきました。貴重な出会いを得られたのとともに、このつながりをまたどこかにつなげたい、というようなことを思っており、また先ほど申しました考えが頭にあったものですから、このNPOの方に米作り体験の相談を持ちかけたところ、香取市の人見さんという農家の方を紹介していただくこととなったのです(人見さんのブログはこちら)。

私たちの団体の活動が、他の農業体験と違うと自負している点は、まさに「やそはち」という点にあります。単純に、田植えをして刈り取りをして終わりという体験とは異なり、私たちは田植え前の田んぼの整備から、学祭で販売するというところまでを体験することを通じて、「お米」というものが消費者の手に渡るまでの様々な過程を自分たちの手で経験していこうと思います。


2月4日には、私たちが使わせていただけることとなる田んぼで昨年まで農業体験を行っていた社会人グループ「向風学校」の皆様と共同でのイベントを企画しております。

こちらのイベントの詳細や、活動報告、また都内の大学生がお米についてどう思っているのかということを、このブログにて紹介させていただく予定ですので、これからもこのブログをチェックしていただければ本当にうれしく思います。

まだまだ手探りの団体ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします!

以上、土屋でした。ではまた!

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