やそはちの米作り日記

東京農工大学の有志メンバーで作られた「やそはち」が千葉県香取市で農家の方にお借りして、お米を作ります!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

8月17日 やそはち田んぼ作業

こんばんは。鐵です。
実習先から帰ってきました。

17日の作業について報告します。主な内容は生物調査・環境調査、もち米田んぼの除草、それに草刈りでした。
メンバーは人見さんの知り合いの石松さん、それにやそはちから代表の土屋くん、三橋さん、鐵の3人でした。

まずは、やそはちメンバーの集合がまちまちになってしまい、また前日からバタバタとしてしまい人見さんと石松さんには迷惑をかけたことを反省しないといけませんね・・・。夏休み中で各人が様々な行動を取っていたので仕方ない面もあったかもしれませんが、今後注意しなければ。

さて、作業内容について。
昼食を食べて、まずはじめに行ったのが生物調査(鐵、三橋)と環境調査(土屋)でした。
DSC00324.jpg(石松さんの写真をお借りしました。)
恥ずかしながら、僕がやそはち田んぼに作業に来たのは1月終わり以来2回目のこと。ブログなどで成長の様子は知っていましたが、随分と成長していて驚きました。 写真はありませんが、他の田んぼと比べると稲穂の出はそれほど違いは見られないが葉っぱが随分と青々としているように見えました。人見さん曰く、有機栽培のイネの葉は、慣行栽培のものに比べて葉が黄色くなりにくいのだそうです。

さて、生物調査の結果
生物(動く生き物)
・マツモムシ
・コオイムシ
・ヒメイトアメンボ
・アメンボ
・カタビロアメンボsp
・ヒロズコガsp
・イチモンジセセリ
・コガムシ
・ヒラタガムシsp
・マメゲンゴロウ
・モートンイトトンボ
・シオカラトンボ
・オニヤンマ
・クロスジギンヤンマ
・ヤンマの仲間のヤゴ
・イトトンボの仲間のヤゴ
・ミズアブの幼虫
・アメリカザリガニ
・アマガエル
・トウキョウダルマガエル
・オタマジャクシ(トウキョウダルマ?)
・マルタニシ
・何かの魚の稚魚

植物
・タウコギ
・コナギ
・オモダカ
・ヘラオモダカ
・ヒレタゴボウ?
・キクモ
・イボクサ
・キシュウスズメノヒエ
・ケイヌビエ
・イネ科sp
・ヒメホタルイ
・クログワイ
・ウキクサ
・アオウキクサ
・イチョウウキゴケ
・ミズワラビ
・シャジクモsp

こんなところだったと思います。あまり観察に時間は割けなかったので見落としも多いかと。ところどころspと書いてありますが、要するに種類不明ということです。spと書くと何となくかっこよく見えますが気のせいです。それと、写真を撮ることがほとんどできませんでした。

まず、植生についてですが、コシヒカリを育てている田んぼと、もち米田んぼでは随分と違いがありました。コシヒカリの田んぼにはヒエが全くと言っていいほど見られませんでしたが、もち米の方には点々と生育していました。また、コナギやオモダカはどちらにも多く、クログワイとヒメホタルイ(なんだか違うものが混ざっているように見えたので、これはもう一度種を確認する必要があるかも)は両者に見られたが、コシヒカリではクログワイ、もち米ではヒメホタルイが優勢のように思えました。ヒエは好気性、コナギやオモダカは嫌気性の植物だそうです。ここから推測するに、ヒエが見られないコシヒカリ田んぼは嫌気性の強い、つまり水がよく張ってある田んぼ、ヒエもコナギなども見られるもち米田んぼは水深が浅かったり時々干上がる田んぼということでしょうか。

次に、個々を調べてみたら、かなりの種類が絶滅危惧種に指定されていることが分かりました。
P1160261.jpg
ざっと
・モートンイトトンボ…国、千葉県 準絶滅危惧、東京都、神奈川県 絶滅危惧Ⅰ類
・コオイムシ…国 準絶滅危惧、東京都 絶滅、神奈川県 絶滅危惧Ⅰ類
・コガムシ…東京都 絶滅危惧Ⅰ類、神奈川県 準絶滅危惧
・イチョウウキゴケ…国 準絶滅危惧、千葉県 絶滅危惧Ⅰ類、神奈川県 絶滅危惧Ⅱ類
・ミズワラビ…東京都 絶滅危惧Ⅱ類。神奈川県 準絶滅危惧
・トウキョウダルマガエル…国、千葉県 準絶滅危惧、東京都 絶滅、神奈川県 絶滅危惧Ⅱ類

もうちょっとありますが、局所的に指定されているものが多いので省きました。

まあ絶滅危惧種といってもやそはち田んぼの周辺では普通種なのかもしれませんし、取り立てて騒ぐ必要があるのかは分かりません。ただ、これらの生き物はイネの栽培に影響を与える害虫(害草)ではありません。むしろ害虫を食べてくれる益虫(益獣)かもしれません。イネに害を与えることもなく慎ましく暮らしている彼らが各地で次々と姿を消している事実は非常に残念に思います。(害草や害虫を単なる悪ととらえるのも僕は嫌いですが)



さて、長々と書きました。
次に行ったのはもち米田んぼの除草作業でした。

DSC00333.jpg(石松さんの写真をお借りしました)
ほとんどの田んぼでは出穂が終わっていて除草の時期を終えているのですが、田植えが遅かったもち米田んぼ(そもそも晩生品種?)ではまだ稲穂が出ておらず、除草作業を行うことができました。今まで除草作業を体験したことがなかった僕にはいい経験になりました。
P1160270.jpg
代表からアドバイスを受けながら田車を押してイネの条間を除草。日が傾き始めていたとはいえかなりの重労働でした。ちょっとでも気を抜くと舟という前の部分に泥がたまって動けなくなったり、イネもろとも除草しそうになったり。



最後にやそはち田んぼの周りの草刈り(写真はありません)を行いました。
人見さんに教わりながらやそはち田んぼの道路側の畔を除草。
意外と重かった除草機。それでも腕の力を使わず、上半身全体を動かすように行うとそこまで力を使わずに作業ができました。といっても刃物が回転する危険な道具には違いないので油断は禁物ですね。作業中はかなり大きな音がするので周りの把握が難しく、常に周囲に注意を払う必要があると感じました。


18時過ぎに作業終了、19時過ぎに三橋さんと鐵は石松さんの車で帰宅。土屋くんは人見さんの家で宿泊。詳しい話はまだ聞いていませんが、東北へ一緒に出かけたとか。

22時ごろ府中に到着、初対面にもかかわらず、僕たちを最寄りまで送ってくださった石松さんには本当に感謝です。


今度の作業も参加したいな・・・
スポンサーサイト

8月8~10日。サバキャン!

どうもどうも、自動車運転免許取りたてほやほやの平松です。

今回の作業報告はいつもの香取市ではなく、埼玉から。

8月8、9、10日に、やそはちのメンバー(3名+1名)が埼玉県さいたま市の見沼田んぼ福祉農園で活動している「風の学校」主催のサバイバルキャンプに参加してきました。




見沼田んぼ福祉農園とは。こちら(http://homepage2.nifty.com/minumafarm/)のページをどうぞ。県の洪水対策として計画された、農地の広がる地域です。

見沼田んぼ福祉農園では、平日は障がい者団体が畑を管理し、様々な野菜を育て、販売しています。そして、休日は「風の学校」という学生を中心としたボランティア団体が畑作業をしたり、作業場や小屋を整備したりと活動をしています。そして、毎年8月には「サバイバルキャンプ(サバキャン)」といって、この農園にテントを張って1週間、様々な人々と交流しながら共に作業をし、食事を作り、寝泊まりして過ごし、学ぶイベントが開催されています。

普段僕たちがお世話になっている人見さんがこの風の学校のスタッフである縁から、今回、やそはちにサバキャン参加の声がかかったのです。

サバキャンは、朝5時起床、朝作業、朝食、午前作業、昼食、昼休み、午後作業、風呂、夕食、勉強会、22時就寝というプログラムが組まれていました。それぞれの作業は、除草班、食事班、耕うん班などのいくつかの班に分かれて行われます。その日その日のリーダーが決まっており、毎回テーマが設けられています。
参加者は、風の学校のスタッフ、代表の明治学院大学准教授である猪瀬浩平先生(コッペさん)とコッペさんの受け持つ授業を履修している学生を中心に、ゲストとして島根の高校生や宮城の中学生、そしてやそはちなど、実に様々な顔ぶれでした。




さてさて、紹介はほどほどに、僕らがどんな活動をしてきたのかを報告します。

僕らは8日の午前9時過ぎに参戦し、軽い自己紹介の後、さっそくみんなに交じって作業に参加しました。僕のやった作業はというと...

8日午前は、10年前に農園に作られ、古くもろくなってしまった竹小屋の解体、午後は夕飯作り、9日朝は刈払機での除草、午前はサツマイモ畑を中心に草取り、午後は夕飯作りでした。

竹小屋の解体作業では、小屋の壁になっていた竹を取り払い、チェーンソーと鉈で割って薪にしました。竹はだいぶ腐っているものもあり、アリの巣になっていたりトカゲの産卵場所になっていたりと、割って見てビックリでした。竹の真ん中に鉈を入れ、硬い地面の上にコーンコーンと打ち付けて、半分にスパーンッと割るのです。

そしてなんと、食事作りが2回もあったのですねー。普段のやそはちの活動ではまずありえない采配です。無事怪我もせず包丁でジャガイモの皮をむくことができました。食事作りも、農園でその時に収穫できる野菜を中心としたメニューを考えて、計画的に行われました。調理の直前に野菜を収穫するので、ほんとに新鮮なお野菜たちです。冬瓜のスープやキュウリの漬物、塩肉じゃがなどなどを作りました。もちろん火も薪を使って自分たちで起します。お米は釜炊き。うーん、いい感じ。

でも、一番大変だったのは畑での草取り作業。炎天下での草取りはやはり大変です。田んぼと違って畑は湛水されてないからね。ジリジリと暑いです。こまめに休憩を取りながらみんなで作業しました。

作業以外にも、夜の勉強会では人見さんの農業機械安全、メンテナンス講習が開かれました。プロジェクターをプレハブ?の壁に映してパワーポイントでの勉強会、グループ討論と発表もありの本格的な勉強会でビックリしました。だって、屋外だよ?

と、このように作業内容も様々でいろいろな体験ができたのですが、サバキャンの魅力はいろいろな人との出会いがあることでしたね。
明治学院大学をはじめとした様々な大学の学生、わざわざ仕事終わりに参加しにくる社会人の方々、中国からの留学生、謎の高校生、やたらと貫録のある中学生、福島の避難区域にもともと暮らしていた方、平日に作業している障がい者の方々、福祉農園の代表、などなど、実に多種多様な顔ぶれで、作業中や休憩時間にはいろいろお話をさせていただきました。一緒に作業しながらだと、人見知りな僕も自然と会話ができるので、楽しいもんです。

あまりに楽しく、濃い二日間だったため、写真撮るの忘れちゃいました(充電されていませんでした)。福祉農園のホームページにあるブログにもサバキャンの様子が記されているので、そちらで雰囲気を感じ取ってもらえればと。こちら(http://homepage2.nifty.com/minumafarm/)です。

それでは。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。