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やそはちの米作り日記

東京農工大学の有志メンバーで作られた「やそはち」が千葉県香取市で農家の方にお借りして、お米を作ります!

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9月22日作業 稲刈り

こんにちは、土屋です。

今回は9月22日に稲刈りを行った報告を行います!

本来は、翌23日まで稲刈りを計画をしていたのですが、生憎の雨……。

ということで、稲刈りは22日に行える範囲を、ということになりました。


そして、やそはちの活動で行わせていただいている米づくり活動で香取市の農家・人見太郎さんにお借りしている田んぼは、昨年までは社会人グループ「向風学校」の皆さんが米作りをしていた田んぼということもありまして、今回の稲刈りには、5月の田植えと同様に向風学校の皆さんも駆けつけてくださいました。


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それでは、作業の様子です。

やそはち田んぼ・秋

これが、やそはち田んぼの今の状況。

春の田起こしの時の株だけが残った何もない田んぼに、稲を植え雑草をとり、迎えた秋。無事に僕たちの田んぼも実りを迎えることができました。向風学校のみなさんがおっしゃることには、去年よりも多く実っているとのこと。何度も通い続けた作業が実を結んだのでしょうか。実際に僕たちには比較できる経験もないので、多いのかはわかりません。それでも、これだけしっかりと実を結んでくれたことがただただうれしかったです。

お米

これが、僕たちのお米です!!


さて、本来は、記事「初めまして!やそはちです。」にも書きました通り、手作業と機械作業の両方を体験しようということで、バインダー、コンバイン、手作業という3通りの方法で行う予定でした。

しかし、作業日前に大雨が降ってしまったため、せっかく稲刈り前に水を抜いて固くなっていた農地が緩くなってしまい、農業機械が土の中にはまってしまうということで、刈り取りは全て手によるものとなりました。また、湿気は刈り取り後の作業に悪影響を与えるようですね。実際の農家さんは2~3日晴れた日が続かないと、稲刈りはしないということですが、僕たちのような体験型で行っているとそのようなわけにもいきません。

というわけで、この日の作業は「稲刈り取り→脱穀」という流れのくり返しとなりました。

まずは、刈り取りについてです。

稲刈り風景

とにかく、一株ずつ稲を鎌で刈っていくというシンプルな作業でした。ですが、ぬかるんだ足元は歩きづらく、刈り取った稲を運ぶ際には足をとられ、すごく歩きづらかったです。ですが、自分たち一人一人ですこしずつ鎌を入れていくのにつれて、地面の見えている部分が広がっていくのを見ていると、作業が進んでいくのが体感できました!

そして、刈り取った稲は脱穀(だっこく)、つまり稲の束から籾(もみ)を取り外す作業に繋がっていきます。

昔であれば、この作業は千歯こきと呼ばれる道具を使っていましたが、現在は脱穀のみであればハーベスタ、もしくは刈り取りも同時に行うことのできるコンバインを使います。今回の作業では、地面のぬかるみのために使えなかったコンバインを、脱穀専用として出動しました。

コンバイン

先頭の部分で刈り取った稲は、後ろの方にある脱穀に利用する部分へ送られ、そこで籾とわらが分けられます。

今回は、写真のドラム状の部分(こぎ胴)で脱穀を行いました。

ちなみに、コンバイン(combine)の名詞形がコンビネーション(combination)であることからも分かるとおり、コンバインは本来は刈り取りから脱穀までをこれ一つで行うことのできる優れモノなんです!

しかし、脱穀を行うために、このコンバインの中では、歯が高速で回転しています。ですので、作業中は、服などが巻き込まれないように服装や、作業仕方にも注意が必要です。話によると、この作業は特に危険性の高い作業だそうです。


さて、細かい作業の説明はここまでとして、全体では刈り取った稲が貯まりすぎないように、刈り取りと脱穀を並行して行いました。その際には、どこからどこに向かって稲を刈るか、コンバインを田んぼのどのあたりに置いて、稲をどこに集めていくのかを考え、刈り取りをするグループと脱穀のグループに分かれて作業を行っていきました。

いろいろな作業をやっていても思うのですが、農作業も効率的なやり方を考えてやっていかなければなりませんね。


22日は作業を午前午後を行いましたが、午前はまだまだ作業に慣れていなかったメンバーも午後になると慣れて、やってる自分たちも驚くほどのスピードでやることができました。

結局、稲刈りは22日に全面積の半分以上を行うことができました。23日も作業を行うことができれば全て終わらせることもできたでしょうが、23日は大雨のため作業ができず、結局残りは人見さんにお願いすることになりました。やっぱりできれば自分たちの手で行いたいところでしたが、天候には抗えませんね。

みんなで一枚

作業後に、向風学校の皆さんとの一枚。

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さてさて、これでやそはち田んぼでの作業は一段落、ともいえるところまで来ましたが、「田んぼの整備から販売まで」のやそはちの活動はここからもまだまだ続いていきます。

今後は、刈り取った米の籾摺り作業や精米を行い、僕たちのお米は、11月9日、10日、11日に東京農工大にて行われる農工祭(リンク)にて販売を予定しております。農工大の学祭自体独特でいろいろな面白い出店も多いですので、ぜひ皆様、農工祭へお越しください!

また、学祭ではここまでのやそはちの活動の取りまとめた展示も行います!


それでは、今後ともやそはちの活動をよろしくお願いいたします!!!



リンク
香取市の農家・人見太郎さんのブログ:
http://agri.inaka-nikki.net/shinkisyuunou/

やそはちのFacebookページ:
http://www.facebook.com/yasohachi
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収穫の季節

こんにちは、津上です。今回はブログの更新が非常に遅れてしまい申し訳ございませんでした。本当にごめんなさい…

9月~10月はお米の収穫期です。今回はやそはちの収穫レポートの前に米の収穫についてまとめてみました。
・場所や品種による収穫期の差
先程も書いたとおり、米の収穫は多くの場合9~10月の間に行われます。といっても地域や品種により2ヶ月の間にもバラつきがあります。以下の地図を御覧ください。
0001_4a.png都道府県別収穫最盛期
最も早い都道府県別の収穫最盛期は沖縄の6月下旬です。ここまで早いのは少し特別な理由があります。というのも沖縄はその温暖な気候から、比較的容易に二期作を行なう事が可能で、実際に取り組んでいる農家さんが存在しているためです。実際のスケジュールですが、一期目は2月に播種を行い6月下旬に収穫します・その後7月の中旬~下旬に再び播種を行い、11月上旬に再び収穫を行うようです。
収穫期の9月に入ると、千葉や福井、三重で収穫がピークを迎えます。やそはちは県別で見ると比較的収穫のピークが早い地域に属しているようですね。ちょうど今の時期最も多いのはオレンジの部分です。米どころとして有名な新潟あたりはまさにピークといえます。10月上旬は県別で見ると最も収穫が盛んな時期であるといえますね。
 10月中旬になると収穫が少なくなり、福島、群馬や九州南部でさかんに収穫が行われているようです。徳島や高知県、九州南部の宮崎県や鹿児島県は早期栽培と普通期栽培が行われているため、この時期に収穫となっています。

・収穫期のみきわめ
 収穫期のみきわめは非常に重要です。米は収穫が遅くなりすぎると胴割米や茶米が増加してしまい、早過ぎると未熟米や青米が増加します。つまり米の良さを最大限に引き出すためには早すぎず遅過ぎない適期収穫は必要不可欠です。
目安として早生品種は出穂後35~40日、積算気温が850~1000℃,青味籾率25~5%。中生品種は出穂後38~45日、積算気温が950~1100℃,青味籾率20~5%。晩生品種は出穂後40~50日、積算気温が900~1100℃,青味籾率15~3%と言われています。
積算気温というのは出穂後から一日ごとの平均気温を累積したものです。また青味籾率とは、穂を抜き取り手で籾をこぎ落とした際に生じる、不稔籾以外に青みが残っている籾の割合を指します。
この中で日数ならびに積算気温はあくまで目安として見るべきで、青味籾率を見極めることが重要です。



参考文献・素材
craft map
現代沖縄の米農家事情
農林水産省統計部

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